洗う前に見て!やりがち羽毛布団洗い失敗例

軽くて暖かく、通気性が良いことで人気の羽毛布団。羽毛が空気を多く含むため、保温性が高く、寒い冬でも快適に過ごせます。また、放湿性が高く、蒸れにくいので、梅雨や夏でも快適です。さらに、耐久性があり、適切に手入れすれば長期間使用できます。
こんにちはコインランドリーオーナーでクリーニング師の
らら子です。
本日はコインランドリー洗濯人気NO1羽毛布団の
やりがち失敗例を紹介します!
クリーニングでは1枚4000円近くする羽毛布団
羽毛布団に限らず、お布団洗いをコインランドリーでされる方が多くなっています。その理由として、
長年コインランドリーでお客様の洗濯を見ていますが
本当にもったいない洗濯をされてる方ばかりです…
羽毛布団は正しい方法で洗えば、問題なくご利用出来ます
失敗例その1 「洗濯乾燥機」を使う

洗濯乾燥機とは言葉の通り、「洗濯」から「乾燥」までの工程を1台で行える最新の機械です。お客様は洗濯した後、乾燥機に移し替えする必要がなく、便利に感じるかと思います
が
羽毛布団といった大型のお布団には不向きです
特に羽毛布団はふくれると洗濯機以上に大きくなります。その状態で乾燥したところで仕上がりにムラが出来ます。つまり、乾いてない箇所が多く出来てしまいます。
中の羽毛が乾いてないまま放置してしまうと
カビの原因になってしまいます
失敗例その2 カバーつけたまま洗濯&乾燥

え?カバー外して洗わないといけないの?
と思う方もいらっしゃると思いますが、当店では「洗い」の段階でカバーを外す事をおすすめしています
理由として
脱水が上手く出来ない可能性がある
からです
カバーをしたまま洗濯すると、一定数の割合で脱水が上手く出来ず水分が多めの仕上がりになってしまいます
水分多めなので乾燥がなかなか出来ず、しっかり乾くのに通常1時間のところ、それ以上の乾燥時間がかかってしまいます
乾燥もカバーをつけたままでは乾きにくいです。面倒であってもカバーを外して洗濯しましょう
外したカバーは別に洗濯するのではなく、一緒に洗濯することで
家庭の洗濯負担だけではなく、節約にもなります
乾燥時間が短い
一般の布団の場合乾燥には30分~40分あればしっかり乾燥出来ます。羽毛布団も30分乾かすと表面は乾いてふかふかに見えます
が
実は中の羽毛は全然乾いていません
羽毛布団など、中綿が直接見れないので乾いているか
わからないですよね
見比べると一目瞭然

わぁ!!ふくらみが全然違う!!
羽毛布団は60分~90分の乾燥で中の羽毛までしっかり
乾きます!ポイントは1枚1台の乾燥機で乾かす事です
おまけ 羽毛布団1枚だけ洗濯乾燥
突然ですがクイズです
コインランドリーで洗濯した場合、洗濯料金が高くなるのはどちらでしょう
※羽毛布団はどちらも同じ大きさです
※洗濯方法は同じです

普通に考えたら②番が洗濯料金高くなると思うけど・・・
では正解です

羽毛布団洗濯するなら1枚だけではなく、2枚もしくは一緒に毛布やシーツも洗濯乾燥するとより節約出来ます