コインランドリーで羽毛布団を完璧に洗おう
1つ1万円以上する羽毛布団、お手入れの方法がわからなく、クリーニングに出したり、中にも5年以上洗った事がなかったというお客様も・・・
コインランドリーを使って洗いたいけど、どうやって洗えばいいの?となかなか洗えないという方
簡単なポイントさえ押さえれば、
誰でもしなしな羽毛布団がふかふか羽毛布団に変身させられます。
それでは解説していきます。
洗い方は自身の経験から説明しておりますが、コインランドリー利用はすべて自己責任となります
いらっしゃいませ
コインランドリーで羽毛布団を洗いたいの
ですが、洗えますか?
はい、当店では今までに約200枚程の羽毛布団を洗って
ます!!どれもふかふかに仕上がって満足して頂いてます!
本当?でも、自分でどうやって洗えばいいか
わからないから、失敗しそうなのよ
注意点はありますが、コインランドリーを使えば
誰でも簡単に羽毛布団を洗う事が出来ます
※羽毛布団の大きさや、店舗の設定金額により変わります。
お金はいくらかかるの?あと、
洗い終わるまでの時間が知りたいわ
シングルサイズ1枚の羽毛布団でしたら、大きく見積もっても2000円は
かからないです。
時間も洗濯に約30分乾燥に60分。分厚い羽毛布団であれば
80分乾かせば大丈夫ですので、洗濯機から乾燥機まで移し替え
も含めて2時間はかからないで終わります。
参考までに当店では・・・・ 洗濯 中型洗濯機600円 洗い時間26分 乾燥 大型乾燥機8分/100円 800円~1000円 トータル時間 1時間30分~1時間40分 価格 1400円~1600円
まずは布団カバーを外しましょう!!
布団カバーを外せば残りの確認ポイントが
わかります
○キルティングをしてあるかを確認
キルティングとは羽毛が偏らないように生地と生地の間を升目状にミシン目がついた
状態の事です。ほとんどの羽毛布団はこのようになっています
○劣化によるほつれ、破れ等がないか確認
羽毛布団のカバーを外した時にダウンの羽がふわふわ~と出てきたら注意が必要です。大きな破れ目がないか探してみて下さい。破れ目があると、乾燥時なかなか膨らまなかったり、最悪洗濯中に破れてスノードーム状態になるかも・・・
とある、コインランドリーでこのような事があって
掃除が大変だったという情報が・・・
それは大変!機械が壊れて
しまうかしら
掃除は大変だったようですが、故障はしなかったみたいです。
ただ、次のお客様が使えなくなってしまうと、困りますので、必ず
サポートセンターに電話をして下さい。当店でもサポートセンターが24
時間対応しておりますので、例え夜中であっても電話対応が出来ます。
まぁ!それなら、安心ね
そうならないように、確認は大事なのですが、コインランドリー
によってはサポートセンターがないところもありますので、サポートセンター
のあるコインランドリーを選ぶ事も大事ですね!
○品質表示を確認
品質表示タグを確認しましょう
タグには「外側」の素材「詰め物」の素材で分けて表記されています。羽毛布団の場合詰め物には「ダウン○○%」「フェザー○○%」と表記されています。もし詰め物が「ポリエステル」などの表記であればそれは羽毛布団ではありません
ほとんどはポリエステルか綿です、綿素材は乾燥の
熱で若干縮みますが、羽毛布団に関しては、問題なく
洗えてます
○洗い方
では洗っていきましょう、洗濯物にあった大きさの
洗濯機を選びます
でも、どの洗濯機が合っているか
わからないわ
シングルサイズの羽毛布団でしたら
ドラム式洗濯機の小型か中型で12㎏~20㎏以下の
サイズです
そんなに幅があるの12㎏?中型機
とかいまいちわからないわ
そうですよね、実際のところ、メーカーに
よって機械のkg表記ってあいまいで、正直
あんまり気にしなくていいんですよ
そうなの!!でも
それなら、どの洗濯機を使えばいいか
わからないじゃない
大丈夫です!誰でも機械選びが簡単に
出来る方法があります!
どんな方法
はい!ずばり洗濯機選びのポイント!
コインランドリーの洗濯機は
腹(ドラム)8分目(割)の
食べ放題(入れ放題)です!
コインランドリーで選ぶべき洗濯機の大きさの考え方は
ドラム8分目の入れ放題
お腹パンパンにならない程度まで入れ込む食べ放題に近いものがあります。
どの量を入れても洗濯の値段は変わりません。少量だと勿体ないですし、かといって、ぎゅうぎゅうに詰め込むと全部が洗えず、結果洗い直しになってしまう事に。洗濯物がしっかり収まった後、片腕を入れてみて隙間があればOKです。
ただしこちらの考え方は「洗濯」のみの場合です
最近では当たり前になっている「洗濯乾燥機」に
関しては、腹5分目がポイントになってきます。
羽毛布団を洗う場合は、「洗濯乾燥コース」があっても
洗濯コースを選んで下さい
○洗濯コースで洗う
最適なサイズの洗濯機を選べたら、羽毛布団と、外したカバーを入れます。もしまだドラム内に余裕があるのでしたら、タオルケットや、シーツ等を一緒に入れると、無駄がなくなります。
洗い方など、メーカーによって違いますが、必ず、使い方の案内はありますので、そちらを確認して洗濯して下さい。
洗いが終了しましたら、乾燥機に
移しかえましょう
わぁ!羽毛布団が縮んでる!!
もしかして失敗しちゃった。
大丈夫です、羽毛布団は洗うとこのようになりますが
乾燥機に入れて乾燥させれば洗う前のふっくら感が戻ります
○乾燥機へ移し替えて60分~80分しっかり乾燥
コインランドリーの乾燥機の大きさはほぼほぼ14kgか25kgタイプの2種類となります。コインランドリーによってはkgの表記が違いますが、同じようなおおきさの乾燥機がほとんどです。羽毛布団の場合は膨らむとかなり大きくなりますので、熱が均等に伝わる用25kg(大きい方)の乾燥機を選んで下さい
通常のコインランドリーでは、中型機に比べ大型機の台数は少ないです。大型機が使えない場合、最初は中型機で20分~30分ほど乾燥させ、その間に大型機が空けば、大型機に移し替え更に30分~40分乾燥させます。どうしても大型機が使えない場合は、15分おきぐらいのタイミングでドラムを開けて、中央部分の布団をほぐしながら外側にする事でムラをなくす事もできます。
ふかふかの羽毛布団の出来上がり
ガス乾燥を使えば小さく固まってしまった羽毛も元のふんわりとした形に戻ります。普通の毛布や布団の乾燥時間は30分~40分に対して、羽毛布団は60分以上乾燥しないといけない理由は羽毛を完全に乾かす為です。30分乾燥させると羽毛布団は膨らんできますので、乾燥出来たように感じますが、よく触ってみると、一部にダマがあります。これは羽毛がまだ濡れて固まっている状態です。そのまま羽毛布団をしまうと、濡れた場所からカビが出来てしまう可能性があります。
来シーズンも気持ちよく使う為に注意して欲しい事
○一度完全に熱を冷ましてから直す
乾燥が終わったばかりの羽毛布団は熱を持っていて全体が熱いです。羽毛布団に限らず、長期保管する寝具を熱い状態でしまい込むと、湿気戻りにより、布団に水分がついてしまいます。必ず冷まして収納しましょう
○圧縮袋を使わない
羽毛布団を圧縮してしまうと、中の羽毛がつぶれて痛んでしまうからオススメ出来ません。どうしても圧縮したい場合、完全に圧縮せず、3割程空気を残すといいです。
○通気性のいいケースに入れて、時々風通しを良くする。
羽毛布団購入時のケースの多くはそのまま収納出来るタイプがほとんどです。ケースを残していれば、そちらを使うか、ない場合不織布の風通しのいいケースにしまうのがいいでしょう。また、押し入れに入れたなら、時々は押し入れの扉を開けて風通しをよくさせましょう